2014年8月24日日曜日

iPhoneアプリ リリース個人的なメモ

iPhoneアプリリリースの個人的なメモです。

結構手順が多いので初めてだと大変な印象でした。

以下のサイトがきれいにまとまっています。

参考サイト:http://dev.classmethod.jp/smartphone/iphone/ios-app-how-to-release/


■iPhoneアプリのリリース


iOS開発ガイド:https://developer.apple.com/jp/devcenter/ios/library/documentation/DevPortalGuide.pdf

○AppleのDeveloperとして必要な手続き


Apple Developerサイト
https://developer.apple.com/jp/

右上にある、MemberCenterリンクからMemberCenterへ移動


目的:リリース用のProvisioningProfileを作成する


ProvisioningProfileとは?
→ アプリケーションがiOSデバイス上で動作可能にする為に必要なリソース。
必要なのは、AppID、証明書、テスト端末のUDIDの3つの情報を関連付けます。
これらが揃ってはじめて、


①Certficateの作成


新しいアプリをリリースするときは、Certificate(証明書)を作成する。

Certificates-All を開くと、いままで作成したCertificateが表示される。
初めてなら、空でしょう。
追加するには右上の「+」ボタンをクリックする。

Certificateにも種類がある。
新しくつくる必要があれば、アプリのリリース用なので、「App Store and Ad Hoc」を選択する。
iOSDistribusionが2つあると選択出来ない。有効期限が切れることを考えて2つまで許可されているのか。


②iOS App IDの作成

アプリケーション固有のIDを作成する。

Description Name は識別しやすいものならなんでもOK

App IDのサフィックスは、ユニークなIDである Bundle ID を設定する。
リリース用にはExplicit App ID を選択し、任意のBundle IDを入力する。
オススメは、ドメインを逆の順番に並べたもの。jp.sprix...


App Serviceは、アプリ内で使用するサービスを選択。GameCenterは必須。
後は、In-App Purchase は未来も考えてつけておいたほうが良い?


③Distribution用のProvisioningProfileの作成

MemberCenterのProvisioningProfilesを選択したら、右上の「+」ボタンをクリックする。

Typeは App Store にする。

App ID が必要。②で作成したアプリ固有のIDを選択する。

Certificateも必要。①で作成(もしくはもともとあったiOS Distribution のCertificateを選択)

最後にProfile Nameを入力して作成完了。


④iTunesコネクトでアプリの詳細情報を登録する。

https://itunesconnect.apple.com/WebObjects/iTunesConnect.woa

左上のAdd New Appボタンをクリックして追加する。

項目内容を列挙する事前に用意したり、考えておくことが必要なものもある。

・Default Language:Japanese
・App Name:<アプリ名>(AppStoreSeoの改善 http://www.slideshare.net/searchmanseo/appstore-seo-13848208 も確認)
 ↑ただし、説明を含めると、リジェクトになる可能性あり。
 説明は Application Description フィールドに入れる。
・SKUNumber:アプリのユニークな番号。AppIDを作成した時に決めた、BundleIDと同一を入れておく。
・BundleID:アプリのユニークなID。通常、パッケージ名と同様の形式。AppIDから選択する。

ここまででcontinue

⑤リリース日、価格の設定


・AvailabilityDate:アプリが利用可能となる日。リリース日を入れる。
・Price Tier:無料 or 有料アプリ
・Discount for Educational Insitutions:教育用に割引するかどうか

ここまででcontinue

⑥紹介ページ情報の設定


・VersionInformation:バージョン
・Copyright:アプリ開発者のコピーライト。企業名入れとく。
・Category:最も近いカテゴリを2つ設定する。
・Rating:アプリのレーティング。Apple Content Descriptions の各項目に該当するかチェックする。
・Made for Kids(Optional):子供向けアプリかどうか?
・Metadata
 Description:アプリの説明文・紹介文。シンプル、わかりやすく。4000文字
 Keywords:キーワードをカンマ区切りで設定
 SupportURL:アプリの紹介ページに表示されるサポートURL。必須。
 MarketingURL:アプリの紹介ページのURL。アプリのMarketing用。(Optional)
 PrivavyPolicyURL:プライバシーポリシーのURL。(Optional)
・ContactInfomation
 App Review Contact Information:レビュー中のやりとりに使用する連絡先
 ReviewNotes:レビュー時の注意時点などを各スペース。アプリテストの注意点。optional(4000文字)
 DemoAccountInformation:デモ用のアカウントとパスワード。アプリにアカウント登録が必要なとき入れる
 AppStoreContactInformation:AppStoreに表示する連絡先情報。
・EULA
 通常適用されるEULA:http://www.apple.com/legal/internet-services/itunes/appstore/dev/stdeula/
・Uploads
 LargeAppIcon:1024x1024pxサイズのアプリアイコン
 3.5-Inch Retina Discplay ScreenShots:3.5インチRetina用スクリーンショット 1~5枚
 4-Inch Retina Discplay ScreenShots:4インチRetina用スクリーンショット 1~5枚
 iPad Screenshots:iPadアプリの場合
 RoutingAppCoverageFile:ナビアプリの場合にカバーするエリアを表示する

ここまでで Save すると登録作業完了。

⑦アップロード準備状態にする

アプリの詳細画面の右上に「Ready to Upload Binary」というボタンがあるのでクリックする。

コンプライアンス系の問い合わせがあるので回答する。

・Export Compliance:SSL通信に関する米国輸出規則EAR の準拠を問われる。
 iOSの暗号を使っている場合は YES と答える。
 http://tmurakam.hatenablog.com/entry/20111009/1318137457
 
・ContentRights:アプリ内で使用するコンテンツに関するもの。権利を持っている場合は
「Does your app contain, display, or access third-party content?」に Yes と回答し、
「Do you have all necessary rights to that content or are you otherwise permitted to use it under the laws of each App Store territory in which your app is available?」に Yes と答える。

・Advertising Identifier(IDFA):広告の識別子に関する確認事項。アプリ内で広告の識別子を使っていないのでNoと答える。
 以下が参考サイト。
 http://jp.techcrunch.com/2014/04/12/20140411apple-developers-must-now-agree-to-ad-identifier-rules-or-risk-app-store-rejection/
 http://ios-dev.seesaa.net/article/394327576.html
 http://kojisatoapp.blogspot.jp/2014/04/iosidfa.html
 
ここまででSaveする。

アプリの説明に、Waiting for Upload となっていることを確認する。
↑アプリをXcodeからアップロードするのを待っている状態である。

⑧アプリをXcodeからアップロードする


TargetのIdentityを確認する。
・Bundle identifier:App ID の Bundle IDと外得る。
 最後のサフィックスはプロジェクト名がそのまま入るので入力しない。

・Version:はユーザーに見えるバージョン番号
・Build:アプリがインストールされた OS 内でアップデートを確認するためのバージョン番号
・Team:リリースビルドに関連付けるiOSDeveloperProgramのチーム名
 選択したチームにBundle IdenfitierにマッチするProvisioningProfileが無い場合はエラーになる。
・Code Signings Identity の Release:事前に登録しておいた Distribution 用の Certificate に変更する。
・Provitioning Profile:事前に登録しておいた Distribution 用の Provisioning Profileを設定。


⑨Xcodeでアプリのアーカイブ

Product - Scheme - Edit Scheme を選択。

・Archiveを選択し、BuildConfigraionをReleaseにして、ArchiveNameにアプリ名を入れる。

Product - Archive でアーカイブジック。

⑩検証


Validate ボタンをクリックして検証する。iTunes ConnectアカウントのIDとパスワードを入力。
検証する Provisioning Profile を選択し「Validate」ボタンをクリック。

Validateに成功したら、最後にDistributeボタンをクリック。これでファイルをアップロードする。
本番用では、Submit to the iOS App Store を選択する。

Distribute に使用する Provisioning Profile を選択し「Submit」ボタンをクリックする。

SubmissionSucceeded.となり、No issues~と出ればOK。

iTunes Connectを見て、Wating for Review の確認をしましょう。


⑪レビュー日数の確認

レビュー待ち状況。レビュー開始のProbalityを表示。
https://developer.apple.com/news/

Average App Store Review Times
http://reviewtimes.shinydevelopment.com/
自己申告されたレビューまでの日数を元に算出するサービス。


ふう、長い。

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