2014年8月15日金曜日

S3でstaticサイトを構築する


S3で static web site を構築したのでメモ。

S3には画像や動画を保存する場所としてよく利用するが、静的なWEBサイトを構築するサーバとしても使い勝手が良い。

以下の様なメリットがある。
  • サーバのリソースの管理不要
  • 基本バックアップが不要
  • 割りと安い(安くなっていくことのほうが多い)
  • S3上でバージョン管理出来る

ベンチャーで人が足りない場合、このメリットは大きい。

デメリットも挙げておく。

  • 動的なサイトは構築出来ない
  • SSL接続には別途CloudFrontの料金が必要(月6万くらい)

WEBサイトを公開するなら、ドメインを自由に変更したいことが多いが、S3 の endpoint は Route53 から直接紐付けることが可能なので、便利。

もちろんモバイルアプリから呼び出すだけ、などURLを気にしない場合はS3のendpointを直に指定してアクセスすることも可能だ。

手順はとても簡単。

  1. S3にバケットを作成
  2. バケットに対して、Static Website Hosting の設定を行う。通常、Index Documentにはindex.html、Error Documentには error.html で良いだろう。
  3. Permisiionsにbucket policyを設定する。S3をファイルサーバとして使う場合は、それぞれにPermissionを設定した方が良いが、Webサーバとして使うなら一括で設定したほうが使い勝手が良い。→ bucke tpolicyのサンプル

Tips
  • バケットにフォルダを作ると、そのままURLのパスになるから便利
  • Route53 では、S3のEndpointをそのまま紐付ける機能がある。Amazonの公式に詳しい説明がある。

以上。超便利でコスト節約になります。

0 件のコメント:

コメントを投稿