2013年5月24日金曜日

OpenCV2.4.5 for Android環境を作成する

Android環境の作成もとても簡単になっている。

Eclipseは、もともとAndroid開発環境が入っている「Android SDK付属のEclipse」を使用する。

・Android開発環境
http://developer.android.com/sdk/index.html


次は、OpenCV開発に必要な、OpenCVのモジュールとNDKを取得する。
for AndroidモジュールはJNIを使用してネイティブモジュールを呼び出している。
時間が許せば必要な部分のみJNIヘッダを作成するのが良い。

難しい場合、NDKを準備すれば、AndroidでOpenCVを使用することが出来る。


少し古い資料だが、以下のスライドが参考になる。
http://www.slideshare.net/ToruUenoyama/opencvandroid


さて、必要なモジュールは以下。

・OpenCV 2.4.5
http://docs.opencv.org/doc/tutorials/introduction/android_binary_package/O4A_SDK.html

・Android NDK
http://developer.android.com/tools/sdk/ndk/index.html


取得したら、任意のディレクトリに解凍しておく。
ただしスペースが入らないディレクトリを選択するかつくるのが安心。

解凍は以下に行うという前提で進める。

D:\android\OpenCV-2.4.5-android-sdk
C:\android-ndk-r8e

・OpencCVのインポート
 OpencCV-2.4.5-android-sdkディレクトリを、一般プロジェクトとしてインポートする。

まだビルドはうまくいきません。


・jdkを設定する。

 Window → プロパティ → Java → Installed JREs から、jdkを設定。

・プロジェクトのプロパティ → Android からターゲットを2.2に決定。
 OpenCVはAndroid2.2(target 8)から使える用になっているので、SDKマネージャからインストールしておく。

・Nativeサポートを追加する。
 Window → プロパティ →C/C++ → Build → Environmentに以下を設定。
Variable: NDKROOT
Value: C:\android-ndk-r8e
プロジェクト → Android Tools → Android Native Support
 プロジェクト → プロパティ → C/ C++ build → ビルドコマンドに以下を設定
${NDKROOT}/ndk-build.cmd

プロジェクトをビルドする。

ビルドエラーが消えたら完了です。

サンプルを見て行きましょう。


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