2014年8月29日金曜日

play framework for java の環境構築

play framework 2.3.3 for Java の環境を構築する


参考:http://mpon.hatenablog.com/entry/2014/07/20/012053

ハマったので先に書いておくと、windows環境で環境変数USERPROFILEに日本語が入っている場合、コンパイルエラーが発生する。

activator でセットアップしたライブラリは UESRPFORILE 配下 .activator、.ivy2、.sbt に展開され、
template も UESRPFORILE 配下を使うように固定設定されているから、日本語が含まれるとうまくpathが通らないのだ。
template を使わずコマンドラインで動作するminimal プロジェクトならうまく動作するが、素早くWEB開発をしたいなら template を使用したい。

ということでもし USERPROFILE が日本語(2byte文字含む)だった場合は別のアカウントを作るか、playのソースを UESRPFORILE 配下を使用しないように修正してビルドする必要がある。


ここでは、USERPROFILE について問題なかった場合の開発環境手順を追っていく。



ダウンロードしたファイルは展開してから、展開した場所をPATHに追加する。
activator コマンドのある場所が、play の home となり、プロジェクトごとのフォルダなどはここに出来る。


その後、activator.bat を実行する。PATHを追加しなかった場合、activator コマンドを実行した場所にプロジェクトが作成される。


Scalaをはじめとするライブラリやパッケージは、frameworkに含まれているようだが、UESRPFORILEに最新版のライブラリが展開される。



その後、playはコンソールによるプロジェクトの初期化とuiによる初期化が選べる。
以下を実行すると、ローカルにサーバが起動し、ブラウザからUIによってプロジェクトを操作するページが配置される。

※JAVA_HOMEがJava8に設定されていないと、JVMオプションエラーになるので注意。



> activator ui


以下のwarnが表示されるけど、問題無く動作した。

[warn] e.m.m.MimeDetectorRegistry - MimeDetector [eu.medsea.mimeutil.detector.MagicMimeMimeDetector] will not be registered as a MimeDetector with this name is already registered.


UIがまだ操作しやすいとは言えない状況なので、一度停止して、コマンドラインから実行してみよう。


コマンドラインの場合は、以下の様にサンプルプロジェクトを作成出来る。



> activator new [プロジェクト名] [タイプ play-javaでjava、play-scalaでscala]


または



> activator new

だけ入力すると、対話形式でアプリケーションの名前やタイプを決定できる。


コマンドが終わったら、以下で実行が可能。



> cd [作成したアプリケーション名]
> activator run


この後、「Getting org.scala-sbt sbt 0.13.5 ...」からダウンロードが始まる。
依存関係を解決している、とのこと。
参考サイトにも長いと書いてあったが、想像以上に長かった。知らなければ途中でやめるレベルで長い。


以下が出ると完了。



[info] play - Listening for HTTP on /0:0:0:0:0:0:0:0:9000
(Server started, use Ctrl+D to stop and go back to the console...)


ブラウザでlocalhost:9000 にアクセスすると、以下の画面が表示されれば環境構築成功。






コンパイルエラーが発生したら、メッセージに合わせて手順を見直すと良い。


次は scalar for eclipse でIDE設定を行う。

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