S3で static web site を構築したのでメモ。
S3には画像や動画を保存する場所としてよく利用するが、静的なWEBサイトを構築するサーバとしても使い勝手が良い。
以下の様なメリットがある。
- サーバのリソースの管理不要
- 基本バックアップが不要
- 割りと安い(安くなっていくことのほうが多い)
- S3上でバージョン管理出来る
ベンチャーで人が足りない場合、このメリットは大きい。
デメリットも挙げておく。
- 動的なサイトは構築出来ない
- SSL接続には別途CloudFrontの料金が必要(月6万くらい)
WEBサイトを公開するなら、ドメインを自由に変更したいことが多いが、S3 の endpoint は Route53 から直接紐付けることが可能なので、便利。
もちろんモバイルアプリから呼び出すだけ、などURLを気にしない場合はS3のendpointを直に指定してアクセスすることも可能だ。
手順はとても簡単。
- S3にバケットを作成
- バケットに対して、Static Website Hosting の設定を行う。通常、Index Documentにはindex.html、Error Documentには error.html で良いだろう。
- Permisiionsにbucket policyを設定する。S3をファイルサーバとして使う場合は、それぞれにPermissionを設定した方が良いが、Webサーバとして使うなら一括で設定したほうが使い勝手が良い。→ bucke tpolicyのサンプル
Tips
- バケットにフォルダを作ると、そのままURLのパスになるから便利
- Route53 では、S3のEndpointをそのまま紐付ける機能がある。Amazonの公式に詳しい説明がある。
以上。超便利でコスト節約になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿