2015年5月19日火曜日

decltype と type traits (C++11)

decltype


decltype(expression) で式の型を得ることができる。

利用シーン


  • プロトタイプ宣言の型指定
  • 関数の戻り値の型を得る
typeinfoを併用して使い方を見てみる。typeinfoは実行時型情報(RTTI RunTimeTypeIdentification)を取得する機能である。

また、C++のコンパイラが名前マングルした(シンボルがuniqueな名前となるように)文字列を閲覧するのではなく、デマングルして宣言した型であることを確認する。

libstdc++cxxapi abi::__cxa_demangle()関数を利用する。


type traits

型の特徴を調べたり、型の特徴を操作する関数
C++11では、type_traitsをインポートして enable_if が使える。
template <bool B, Class T = void>
struct enable_if;
enable_ifは、Bがtrueの時にtypedef T type;をもち、Bがfalseであればtypeをもたない。

SFINAE(Substitution Failure Is Not An Error)用途に使われる。
SFINAEは置き換え失敗はエラーにあらず、という意味で関数をオーバーライドする際、型変換がうまくいかなければオーバーライドの候補から自動ではずすことができる記述である。

ていうかいろんな書き方があってC++レベルが足りてない。以下の様な書き方があるってことを認識しておこう。


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